環境と健康


便利で快適な生活を望み、追い求めてきた私たちは、その代償として最も大切でかけがえのない「健康で豊かな生命の営み」を犠牲にしているのではないでしょうか?

―もし、この「健康で豊かな生命の営み」を守ることのできる絶対的要件があるとするならば、それは『いい環境』を創ることですー

半世紀(50年)前から今日までの産業の発展や食生活、生活様式の変遷を観察して見えてくるものから『いい環境』を蝕む大きな原因として考えられるのは、有害化学物質や有害電磁波等による複合汚染です。しかしながら、この文明社会(?)において、これらを否定し排除することは不可能です。そして、問題の本質を追求しなければ(観ない、聴かない、考えない)、これほど心地よい時代はありません。

然らば『いい環境』を守るにはどうすればよいか?

その方法の一つとして挙げられることは、自分で選べる選択肢がある場合、積極的に選ぶということです。例えば、無農薬栽培の農産物、化学物質の添加物の入っていない食品や飲料を選ぶ、スマホは5G(6G)でなく4G規格品を使う、パソコンは無線から有線に切り替える、自動車はハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(EV)でなく可能な限りガソリン車にする。(地球温暖化防止への取り組みは別の視点や考え方、方法で対応するとして)

もう一つは、有害電磁波や有害化学物質の害を弱め、或いは無くして使う。言い換えますと、マイナス(害となる部分)をプラスにできれば文明の機器を否定、排除しないで利器として使えるということになります。
これを可能にするためには、マテリアル(エレメント/分子、原子、素粒子)の情報、内容を貴めることです。

環境が調い、生命体にとって心地よくなれば心身の健康は約束されます。私たち個体にとっての環境には体外と体内(食)がありますので、その両方を同時に貴めていく必要があります。