今回の新型コロナウイルスの災禍を決して良しとするものではありませんが、この極小のモノ(約0.01μm=10nm/生物でもない、無生物でもない摩訶不思議なモノで、人や動物、植物の細胞でしか存在できず遺伝子を持っている)がこの地球環境を浄化し甦生させるほどのパワーを発揮して、世界中の人間の活動を極限にまで抑え込んでしまいました。
そのお陰と言っては語弊がありますが、一気にCo2の排出が減り地球温暖化のスピードを緩やかにしています。世界中の大都市の空気がきれいになり、今まで気付かなかった青空を観れるようになったようです。
これまで人間社会の問題でありながら、人間ではどうすることもできなかった都市への人口流入、一極集中化に歯止めがかかることは間違いなさそうです。政府などの諸機関や大企業の本社、大学などを東京など大都市から地方へ分散することで、感染症だけでなく自然災害へのリスクヘッジ(回避)にも繋がります。この問題はかなり前から分かっていたことです。
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ(17歳)さんは、今回の感染症(パンデミック)をどのように受け止め、感じているのでしょうか。想定外の出来事ではありますが、彼女の想い(願い)が天に通じたような気もします。
それでも、この感染が長引くと取り返しのつかないこともたくさんありますので、早く治まることを心より祈り、願っています。