人(他の動物や植物も)の体にとって、現代社会は健康的で心地よい、安全な時代なのでしょうか?
今では当たり前になっている成人病、主に赤ちゃんや子どもの頃に発症しているアトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患や自閉症など発達障害、原因不明とされ易い頭痛おう吐・手足のしびれ・皮膚炎・慢性疲労・倦怠感・動悸など挙げれば限がありません。
20年以上前から発信してきましたが、これらの現象や結果の原因と機序は化学物質の多用と家電や携帯電話などの電磁機器及び無線通信機器の発達・普及に由ると類推することができます。なぜなら、現代社会(第二次世界大戦後)の生活様式と病気や障害の推移がほぼ一致しているからです。(原因を明らかにする疫学という学問が必要且つ重要)
このような社会の変容によって人間や動植物が健康に生きていく力(免疫力、自己治癒力など)が削がれてしまったと考えられます。
そこに2年半前から始まった「コロナ禍」があります。このような状況は人間社会の一部となっている動物(家畜)や植物にだいぶ前から発現しています。それは、鳥インフルエンザ、豚コレラ、口蹄疫等や松枯れです。
「コロナ禍」が始まった時、直感し推測しましたことは“コロナ禍、或いは似たような感染症は今後止むことなく延々と続くことになるだろう”と予測しました。案の定、ウイルスは変異を繰り返しながら止む気配はありません。このように推測した根拠は前述の通り、ウイルスの変異と「免疫力の低下」です。化学物質(農薬、食品添加物、医薬品、殺菌・殺虫剤、芳香剤など)と電磁波(5Gなど高速大容量の無線通信網の整備と普及)の影響が大きな原因となっていると考えられます。
もう一つ判り易い視点で免疫力の高低差による違いを考えますと、コロナウイルスに感染して亡くなる人、重症化する人、後遺症に苦しむ人、軽症又は無症状の人、感染しない(していないと思っている)人がいます。又、ワクチンを打つ、打たないに関わらず2回、3回と感染する人もいます。更に、いずれの場合も後遺症で苦しむ人が増え続けています。なぜなのか?この違いをよく考えてみてください。(※個人的な見解としては、ウイルスや菌が体内に入っても増殖し発症しなければ問題ないと考えています=共生)
自然界や自然を相手に営む農業の現場のことを観察して解ることですが、四囲には膨大な数のウイルスや細菌、微生物、昆虫、動物がいます。よく病原菌、害虫、害獣などと区別して扱いますが、そのようなものはこの世界には居ません。人間の都合で名前を付けて排除(殺傷)しようとしているだけです。ゴキブリもネズミも、カメムシも蚊やハエも私たち人間より前から命を繋ぎ、今を生きているだけです。ウイルスもしかりです。
問題の本質は共生・共存できない人間の側にあります。すべての生物、無生物は広大無辺の世界に生かされ生きています。その中で人間も生かされている一つの生命体です。