宇宙も地球も一つの生命体ですので、地震や台風、豪雨などによる自然災害は神代の昔からありましたが、ここ毎年起きている地震や風水害は空前絶後の被害となっています。人類は自然という社会的資本をあまりにも傲慢な態度でないがしろにしてきました。その結果が現在の天変地異や感染症の蔓延を招いている悲惨な状況です。
科学技術という魔法の杖(?)を手に入れた人類は、神の領域さえも冒すほどの節度のない欲望(一部の人間の私利私欲や覇権争い等)の追求によって今日の状況を引き起こしていることは明白です。人類が原因を創ってきた問題は、人類によってその原因を緩め、止めることでしか危機を回避することはできません。できるか?できないか?ではなく、“やるしかない”はずです。そして、原点に返り、もっと、もっとシンプルに自然に対する畏敬と畏怖の念を持つと同時に感謝することが必要です。